ハビタブルゾーン
宇宙空間において、生命が存在しやすい領域のこと。
例えば恒星の放射するエネルギーが、距離によって強すぎることもなく、弱すぎることもない領域を指す。この場合は、生命が生存しやすい水が液体として存在できる領域とも言われる。ただし水が存在する条件は恒星からの距離だけではないので、エネルギー以外の諸条件も考慮される。また、恒星の種類によってその領域は変わり、恒星の年齢によっても変化する。
地球は太陽系でのハビタブルゾーンに属する。
太陽系外惑星の多くは、観測技術の限界から、恒星のすぐそばにある惑星が見つかることが多いが、ハビタブルゾーンに属する地球型とみられる惑星も徐々に見つかり始めている。しかし系外惑星を直接観測するほどには技術は進んでいないため、個々の惑星の状態は不明で、ハビタブルゾーンはあくまで生命が存在する可能性の指標にすぎない。
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